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cottonhouse®福島校

cottonhouse®福島校

オンラインクラスは、①動画で勉強、②ZOOMで個別指導といった形なので、「テキストや動画だけでは不安が残る」という事がありません。

動画で何度見ても、わからなかった箇所を個別指導。

ちょっとした手の向きだったり、密着だったり、化粧品の使用方法など、テキストや動画だけではわからない、不安を「わかる」に変えていきます。

勿論、初心者の方もいれば、経験者の方もおりますが、個別指導なのでレベルに応じてレッスンを進めていけるのが、良い所です。

また、エステ経験者さんでも「通常のエステから、オーガニックエステにシフトチェンジしたい」といった方もおります。技術は経験者なので早く覚えられますが、コスメの使用方法がいまいち判らない…。そんな疑問にもお答えしておりますし、時間が余れば、地方で開業する際のポイントなどもお話したりしています。

 

子供がいても、仕事を持っていても、家庭の環境によっても、オンラインで学べるという事はスゴイ時代になったと思います。私がスキルアップであちこち通った時は、子供をおんぶして行っていましたから…（タオル持参などもあったりして、超大荷物でした）

「最低どの位やれば一人前になれますか？」「プロになれますか？」「セラピストって食べていけますか？」

そんな質問がたまに届きます。なので、目安になるかはわかりませんが、私なりの考えを記載致します。

■一人前のレベル基準は人それぞれ。

1万円稼げれば、一人前と考える方もいれば、人を雇用するレベルになってこそ一人前と考える人もおりますし、多店舗展開できてこそ一人前と思う方もいるので、人それぞれというのが、本音です。

それは、独立を目指すのか、両立を目指すのか、家庭の中からの自立を目指すのかでも異なってくると思いますし、家庭環境によっても異なってきます。

どちらかといえば、私は家庭の中から自立をした上での両立型だと思っています。家庭と子育てと両立させる為、9：30－15：30までの平日営業限定勤務。それは、シングルマザーの時から再婚した現在も同じで、確定申告もしているので、良く言われる「旦那さんがいるから、主婦の趣味の延長」という事とも少し異なります。

※旦那さんの健康保険組合によって、「所得金額（売上ー経費）」or「売上金額」での扶養の範囲が異なりますが、私は扶養を外れているので自分で年金も国民年金保険も払っています。

 

例１）旦那さんの健康保険組合が「所得」ベースの場合

・売上から経費等を引いて年間130万

例２）旦那さんの健康保険組合が「売上」ベースの場合

・売上が年間130万。つまり、月10万ちょい以上の売上。

この場合、家賃や基材の経費が100万円かかって、所得が30万になったとしても、扶養を外れます。

 

女性が働くって、ややこしいですよね。

 

■プロって？

どのレベルから独立できますか？？どの位やればプロですか？？そんな質問もありますが、プロとアマの違いで考えるとわかりやすいと思います。

プライドなのか？意識なのか？自信なのか？といった感情的なものもあるかとは思うのですが、「趣味でやりたい＝アマ」「仕事でやりたい＝プロ」という形で、私はくくっています。

稼ぎが10万円のアマもいますし、稼ぎが1万円のプロもいるという事です。

 

■食べていけますか？

サラリーマンとは違って、繁忙期と閑散期で収入が上下しますし、子育てママさんを中心とした集客をしているなら「夏休み、冬休み」は当然暇になりますよね？

それと同じく、顧客様の世代によって異なるかと思いますし、複数の仕事の一つとして（パラレルワーカー）として行う方も少なくありません。

私はというと、シングルマザーで3人の子育て中は「セラピスト」「紙媒体のデザイン」「HP作成」「スクール」等、対象世代が「子育て世代」、自宅で出来るものでパラレルもしていました。現在は旦那さんと子供一人の状態で「セラピスト」「スクール」、対象世代が「更年期世代～」です。

 

【私がセラピストをしながら払っている費用例】

プライベート：自分の個人年金や国民健康保険等の税金、子供の学費、スマホ2台、書道費用、ガソリン代等の車の費用、私と娘の民間保険等

サロン：サロン運営費、HP等の経費、スキルアップ費用、商材の費用

※再婚したので、住宅や食費等、生活に関わる事は旦那さんにお世話になっているのですが、「自分のパンツは自分で買う！」という性格なので、自分の稼ぎの中で自由をしています。

 

余談ですが、将来的には…

ずっと行っている書道もカタチにしたいと思っているので、前年度より展覧会などに出品しています（セラピストのボディは年齢に限界がありますが、フェイシャルエステや書道の先生は90代でも現役で働けますからね）サラリーマンの旦那さんよりも、長いスパンで好きな仕事が出来ますね。

書道は月額3000円～5000円位で安い習い事！！という考え方もありますが、展覧会出品になってくると出品費用、お手本代、添削費用、筆代、紙代、表装費用かかってくるので、あっという間にお金が飛んでいきます・・・。紙一枚100円とかしますしね。

しかし、セラピストと同じく、国家資格もいらないですし、独立する人も少ない業種の一つです。（地方程、HPを持っている書道塾も少ないので、きちんとしたHPをつくればある程度の集客は出来ると思っています）

なので私は、家庭の中から「自分のやりたい事や、自分の未来に必用な事だけ自立」した上で、家庭との両立タイプになります。

色々と悩まれる方は、まずは、自分がどういった形を理想とするのかを考えてみるのも良いかもしれませんね♪

 

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しかし、サロンを開業しようと思う方は、ここを甘く見ると、危機もすぐ訪れます。ご自身のサロンをオープンしてからも、年に何度か電卓を叩いてみることをお勧めします。

 

また、お客様側からみると、なぜ値上げが起こってしまうのか？、なぜ値上げをしなければならないのか？がわからないですよね。それなのに、「値上げします！このご時世だから許してね！」だけでは「どうして？」が残ります。

 

■ 説明がつかない行動 ＝ 説明できない事になる

女性は「なんとなく良さそう」「なんとなくそう思う」がとても多いらしいのですが、経営の何となくってとっても怖いですよね。

・何となく、良さそう！と導入したコスメを、どう売るのでしょう？何となく良いです！と言いにくいですよね。

・旦那さんが飲むビールが、何となく値上げします！と値上げされたらどうでしょう？何となく値上げになったから発泡酒ね！と言われても納得してくれない事も。

 

電卓一つ、スマホ1台あれば計算できますので、スクールを卒業した方も計算してみて下さいね。最低でも年1回は見直しをお勧めします。

 

※原価計算、コスト計算が出来ていない方は、まずそちらの計算が先になります。

例）自宅サロンの例での損益分岐点

①自分の給料（月25万）　+　経費（5万円…スマホとホットペッパー代）＝30万の固定費となる。

②お客様1人あたりのコスト（化粧品やペーパーシーツ代等で2000円と仮定し、メニュー単価を1万円とすると、8000円が利益）

計算：30万の固定費÷8000の利益＝37.5

つまり、月に37.5人以上施術しないと、損益分岐点突破にはなりません。という事は、37.5人以下の場合は自分の給料がどんどん下がっていくのと、サロンの経営に使うお金が溜まらず、徐々に閉店の道に進む訳です。

 

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例）賃貸サロンの例での損益分岐点

①自分の給料（月25万）　+　経費（12万円…スマホ、ホットペッパー、家賃・光熱費代）＝37万の固定費となる。

②お客様1人あたりのコスト（化粧品やペーパーシーツ代等で2000円と仮定し、メニュー単価を1万円とすると、8000円が利益）

計算：30万の固定費÷8000の利益＝46.25

つまり、月に46.25人以上施術しなければ、損益分岐点突破にはなりません。自宅サロンの例と同じ、お客様一人当たりのコスト（利益額）のままだと、約9人、月当たりの施術人数の増加を考えないと損益分岐点突破が難しい訳ですね。

 

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例）＜コロナ対策を足し、受け入れ人数を減らした場合＞賃貸サロンの例での損益分岐点

①自分の給料（月25万）　+　経費（12万円…スマホ、ホットペッパー、家賃・光熱費代）＝37万の固定費となる。そこにコロナ対策費用（マスク、消毒、ペーパーシーツ、ペーパータオル）が1万円増えたと仮定し、合計38万円

②お客様1人あたりのコスト（化粧品やペーパーシーツ代等で2000円と仮定し、メニュー単価を1万円とすると、8000円が利益）

計算：30万の固定費÷8000の利益＝47.5

つまり、月に47.5人以上施術しないと、損益分岐点突破にはなりません。月25日営業だとすると、1日1.9人、20日営業だと2.37人、15日営業だと3.16人。

例えば、15日営業で、稼働可能人数を、3人から2人に減らした場合、約12人分の利益が減る事になります。

12人×8000円＝96000円、25万－96000円＝154000円。しかも、毎日必ず2人入るとは限りませんので、96000円どころではなくなる訳です。

 

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「でも、店舗維持とか、色々補助金があるじゃない？」と思うかもしれません。

現在多いのは、前年度より30％以上の売上減少というものです。

前年度より…と簡単に記載されていますが、前年度は営業自粛だった訳ですから、ネット販売や他の事業を行っていない限り、売上ゼロですね。前年度を今現在30％も下回わる訳が無いのです。なにせゼロですから。

店舗を手放して自宅サロンにしたり、お店を閉める方向になる方も当然出てきます。電卓を叩いてみて、そこを打開する為に、値上げしたり、メニューの改廃が行われるわけですね。

何だか最近売り上げが…と思ったら、一度損益分岐点を電卓叩いて考えてみよう！

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