お肌に浸透するもの、しないもの、理由は分子量にあった。 | ARIRIA

よく勘違いされる

「コーラーゲンが、

あなたのお肌に浸透して

プルプルに♪

あなたも赤ちゃん肌！」

等のイメージ。

 

実は、残念ながら

コラーゲンはお肌に浸透しません。

それは、お肌の仕組み

解剖生理学。

ちょっと難しいけど

出来る限り

わかりやすく書きますね。

 

何でも通過してしまったら

あっという間に

病気になっちゃいますよね。

ブロックする仕組みがあるから

私たちは守られているんです。

 

ちなみに、

コラーゲンの分子量は

300000以上の

高分子なので

表皮を通れません。

お肌の上に残って

水分保持の手助けをします。

 

しかし、気をつけたいのは

保存料。

お手持ちの化粧品の

成分表示をみてみてね。

パラベンフリーとあっても

フェノキシエタノールなど

入っていませんか？

 

パラベンが１８０前後、

フェノキシが１４０前後

という分子量。

 

防腐剤・保存料が

皮膚を通り抜けるんですよ。

 

分子量が小さいので

皮膚を通り抜けてしまう。

 

コラーゲンやヒアルロン酸は

プルプルになりそう！と

乾燥の季節は気になる

ものかもしれません。

 

でも、あなたが皮膚に

本当に届けたいのは

防腐剤？

届いてほしい！と思うものより

防腐剤がお肌に届くという

希望とは異なった事が起きます。

 

 

ちなみに、アロマ精油は

皮膚を通過します。

通過するという事は

それだけ気を付けなければ

いけないんですね。

 

セラピスト側も

これは入れ過ぎだなと

思ったオイルは

他のキャリアオイルで

薄めないと、

お客様も自身も

吸収精油濃度量が

高くなります。

 

 

昔、若気の至りで、

自分の身体で実験をしました。

ひたい、こめかみ、

ほほ、あご、4か所に

精油濃度１％、３％、５％と

真正ラベンダー精油で

実験しまして

私は５％でこめかみが水膨れになり

何年もしみが残りました。

 

香りを求めて

高い濃度で、精油を使った

フェイシャルなどは

特に気を付けたい所。

※基本的に精油はお顔に、

ARIRIAでは使いません。

 

 

なので、フェイシャルや

ボディーで、アロマ精油を

いっぱい入れて貰って

アロマの香りが

私から香るわ！！

 

といった事はないかも。

ほのかに、お身体に香る位です。

 

 

特に

お顔に使用する香りは

フローラルウォーターや

オイルにハーブを浸出したもの

にしています。

お顔の皮膚はとっても薄いので。

 

その代わり、

トリートメントルームに

アロマをディヒューザーで

香らせたり、スチームで

香らせたり。

芳香療法で使用します。

 

こんな感じの、

分子量のお話しも

ワークショップでは

お話しします。

 

質問タイムも設けますので

オーガニックコスメや、

アロマについて

ご質問下さいね♪

まだまだ勉強中の

こともありますが

わかる限りお答え致します。