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Myself №2 | ARIRIA

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  • BLOG2019.11.18

    Myself №1の続き

    organic salon ARIRIA

    若い母親が、虐待を疑われることの悔しさ。

    赤ちゃんだった息子を抱き、あまりにも母乳を吐くので、血液検査を受ける事となります。

    母乳を飲んでも吐くの繰り返しだったので、息子の体重は標準よりはるかに軽く、20歳という若い母という事もあり、虐待という疑いの目で何度も見られました。

    母乳を飲ませているのか?飲ませているけれども、吐いてしまう事が多いと3カ月検診で話をしても「お母さん、次はあちらでゆっくりと話しましょうか?」と虐待の疑いをかけられた検診。

    なぜ、自分が生きる為には必要で、大切な息子を虐待しなければならないの?私が若いから?悔しくて泣きました。

     

    食物アレルギー

    疑いの目は怖いけれども、このままで、この子はちゃんと育つのだろうか?

    その不安の方が大きかった私は、息子を病院で血液検査を受けさせる事を選びます。

    検査の結果は「食物アレルギー」で、卵、肉、乳成分、ハウスダスト、ダニ、花粉等に疑いがある事でした。

    「お母さんが、これらの成分が入った物はとらないように」との事で、私の長いベジタリアン生活が始まります。

    普通のごはんだって、上手に作れなかった私が出来る事は、サラダを食べる事でした。

    取らないようにといっても、わからなかったのです。

    単純に、たまごを食べない、肉は食べない、牛乳やチーズは食べない。

    それだけでした。

     

    当時、アレルギー用というものは、田舎のスーパーでは売っていませんでした。

    例えば、アレルギー物質が入った食べ物を作る時に使用した機械で、別な物を作るとしても、反応が出てしまう時があります。

     

    私がベジタリアンになった訳。

    なぜ、除去しても出てきてしまうのだろう?という疑問を、パソコンにぶつけるしか有りませんでした。

    そして、表示成分を良く見る事。

    何を買うにも、裏を見る。

    表示を見る。

    何を使っているか見る。

    身体に入るものは、全部みる。

    みて、みて、みて、みて、疲れた。

    スーパーでアレルギー用の物が無い。

    表示を見るから買い物で2時間もかかる。

    でも息子の為。

    その為なら頑張る。

     

    そして、調べる。

    牛乳の代替えはないのか?豆乳ってあるんだ。

    お肉の代替えはないのか?大豆たんぱくがあるのか。

    そうやって、ベジタリアンに私はなっていきました。

     

    オーガニックは美味しい。

    ベジタリアンになった私は、美味しい野菜がわかるようになってきました。

    あれ、この人参すごくおいしい。どうして?そして調べる。

    オーガニックって?自然農法って?自然栽培って?なに?何それ?そして調べる。

    作られる土壌や、F1の種を使わない野菜の種や、除草剤を使わない野菜。

    へえ。なるほど。同じ種から作るにしても、こんなにも違いが出る物なのね。

    オーガニックってスゴイなぁ。

    ケーキもアイスも食べられなくなった私は、オーガニックや自然栽培の野菜のおいしさに心奪われました。

    天然の甘さ、天然のうまみ。

     

    心奪われた私は、オーガニック野菜の宅配サービスを頼む事にしました。

    そこで、自然放牧・低温殺菌での牛乳や、放し飼いの鶏が産む卵など、今は食べられないけれども、知る事となります。

    運動をし、葉をたべ、虫をたべ、そういった健康な動物や鳥は、健康なものを産みだす事。

    自然の素晴らしさと同時に、皮膚が不健康な子供で産んでしまい、自分をちょっと責めました。

    かゆくて寝れない息子に、何度ごめんね、ごめんね、といえど、ゼロの状態にはしてあげられないからです。

     

     

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