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Myself №1 | ARIRIA

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  • BLOG2019.11.18

    organic salon ARIRIA

    理由はいくつかありますが、ABOUTをABOUT MEと訂正しました。

    驚くことに、私は私を説明していなかったからです。

     

    私は19歳で妊娠、20歳で母となりました。

    家庭環境で、フラストレーションを抱えていた私が、本当の自分でいる為には、自分なりに必要な事でした。

    籠の鳥で育った私は、親からみれば「聞き分けの良い自分の事が出来る子」だったのかもしれません。

    しかし、怒られない為には、親を喜ばすには、どういった行動をして、どういった言葉を言ってあげれば喜ぶのか?が全てな、親の顔色を伺う単なる「良い子ちゃん」だったのです。

    そんな私は、自分の存在意義、アイデンティティの確立がうまくいかず、偽りの自分、偽りの言葉、偽りの笑顔。

    自分のドラマが描けないので、たくさん本を読み、映画を見て、物語の中の他人のドラマを覗き見る毎日。

    一日10冊の本と、夜中は1本の映画。それで他人の人生を自分の人生の様にして、生きている気持ちになりました。

    「私、このままでは、生きていられないかもしれない」という感覚、生きている実感を望む毎日。

    まだ未熟な自分が、独り立ち出来そうで出来ない年齢の時に、心よリ渇望した事は、自分を生かしてくれる存在。

    自分が生きる為に子供が欲しいと想い、その子供がいなければ今どうなっていたのか…とも思います。

     

    私の妊娠は家族にとって「奇跡」ではなく、「事件」でした。

    妊娠当時19歳。勿論、沢山の人たちに迷惑をかけた事で、喜ぶ人はおりません。

    当然理解などされません。

    早くに母となった私には、社会へのギャップが断崖絶壁の切り立った壁のように立ちはだかります。

    籠の鳥で育った私には、社会への適応能力がありませんでした。

    全くの無知でした。

     

    そんな無知の私のもとに産まれた息子は、食物アレルギーと、化学過敏症を持って産まれました。

    いくら母乳をあげても、吐いてしまう毎日。

    全身に広がる湿疹で眠れず、泣き続ける日々。

    身体をさっすってあげながら、座って壁にもたれこみながら寝る日々。

    「どうして、病院で言われた事を守っているのに、ダメなの?」という不安。

    そんな時に、赤ちゃん用の消毒(哺乳瓶等をつけて消毒するもの)の液が、私の洋服にはねました。

    洋服にはねた水滴の部分はあっという間に白くなり、

    漂白され「こんな物につけるの?」と、一般的に当たり前とされている物への懐疑心。

    それは、私の格闘の日々の始まりでした。

    消毒の水滴、その1滴から始まりました。

     

    当たり前、全てを疑え。

    当たり前と言われている、赤ちゃん用品のつけ置き消毒を、「煮沸消毒」へと変えました。

    趣味が検索と言えるほど、私は変わっていきます。

    それは2001年、まだパソコンもADSL回線が当たり前ではなく、ダイアルアップ回線だった頃のお話です。

    なけなしのお金をはたいて、パソコンを買い、ダイアルアップ回線でつなぎ、良くわからないパソコンを買いました。

    ピーピピ…ピュルーピュルルル…と回線が繋がるまで、今思えば笑っちゃうくらい回線が遅く、重く、画像表示など何分も待たないと出てこないパソコンで、私は調べ始めます。

     

    「赤ちゃん かゆい」とか「赤ちゃん 吐く」とか、色々なワードで調べました。

    無我夢中というのはあの時だったのかもしれません。

    今の様に、スマホに訪ねれば答えてくれるような、そんなものは有りませんでした。

    最初に出会ったのは、ひば油でした。

    まだ、アロマ精油という概念が私にはなかった頃です。

    「何なに?お風呂にこれを一滴いれてかき混ぜるとかゆみが収まる?アトピーにも良い?」

    藁をもすがる気持ちで、届いたひば油をお風呂に入れ、かき混ぜてまずは私が試しにと入りました。

    「おかしい、ピリピリする」そして、また疑います。

    情報は本当なのか?これでよいのか?

     

    今の私だったら、なぜだか判ります。

    ヒバのオイルがお湯の温度で温まり、皮膚に直接触れ、火傷の様な状態を引き起こしていたからです。

    水と油なので、そのままでは乳化されていないので、皮膚に直接触れるとこの様になります。

    いくらお湯に入れてかくはんしても、所詮、水と油なので、時間がたてば油は上に浮いてきます。

    当時の私はそんな事すら知りませんでした。

     

     

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