説明
■製品特徴
日焼けによるシミ・そばかすを予防してくれるムラサキ根エキスを配合した化粧水。お肌の調子を整えるツユクサエキスや、保湿効果のあるシャクヤク根エキスなどの植物エキスを配合。さっぱりとした使い心地で、肌にツヤとうるおいを与えます。
■紫根
「見た目年齢を若返らせる」と評判になるなど美肌成分として注目されている紫根ですが、その効果が科学的に解明されたのは比較的最近のことです。古くから薬草として使われてきたのに意外な感じがします。
紫根の薬効主成分は6種類の「シコニン誘導体」と呼ばれるもので、下記のような効果・効能が報告されています。
* 抗炎症作用
* 抗菌作用
* 皮膚活性化作用
* 養毛促進作用
【1】抗炎、抗菌、解毒、解熱作用がある
【2】皮膚の再生に働きかけ、肌をなめらかにする
【3】血行をよくして、シミの改善や美白につながる
■使用方法
洗顔後、適量をお顔にスプレーするか、コットンにたっぷりと含ませ、お顔全体になじませます。
※ご注意/スプレーが勢い良く出ますので、目に入らないようご注意ください。
■全成分
水、海水、エタノール、グリセリン、シャクヤク根エキス、ツユクサ葉/花/茎エキス※、ムラサキ根エキス※、カミツレ花水、コメヌカ発酵液、チャ葉水、オレンジ果皮油、マンダリンオレンジ果皮油、ハッカ油、ニオイテンジクアオイ油、ローズ油、グレープフルーツ種子エキス、クエン酸、リゾレシチン、シアノコバラミン
※滋賀県産原料
■STORY
—根に宿るチカラ、山々と琵琶湖に抱かれた豊穣の地に咲く絶滅危惧種“紫草(ムラサキ)”
琵琶湖の東に位置する滋賀県・東近江市。鈴鹿の山々と琵琶湖に抱かれた自然豊かなこの地で、万葉の時代から栽培されているのが、市の花にも指定されている「紫草(ムラサキ)」です。根の部分である「紫根(シコン)」が紫色をしていることに由来する紫草は、古くから「冠位十二階位最高位」の「濃紫(こきむらさき)」の染料として用いられてきたほか、ヤケドや傷薬の特効薬として愛されてきました。しかし紫草は、地球温暖化を原因とする環境の変化で栽培が難しいため環境省の絶滅危惧種に登録されており、東近江市においても死滅率が95%を超える年もあるほどです。ところがこの度、標高400m以上の冷涼な気候に恵まれた奥永源寺地域において「紫草」の栽培に新たに成功し、地域活性化のシンボルとして、その「花」を咲かせるようになりました。
—女性の美しさの枕詞になってほしい
東近江市の近江鉄道市辺駅を北へ行った、船岡⼭の⼀帯は、古くから蒲⽣野(がもうの)と呼ばれ、朝廷の遊猟の地となっていました。『⽇本書紀』には、西暦668年、天智天皇一行が当地へ遊猟に訪れた記録が残っており、『万葉集』の代表的な恋歌である、「額⽥王(ぬかたのおおきみ)」と「大海人皇子(おおあまのみこ:天智天皇の弟で、後の天武天皇)の相聞歌が、この地で詠まれました。
「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守りは見ずや 君が袖ふる」(額田王)
「紫草の にほへる妹を 憎くあらば ⼈妻故に われ恋ひめやも」(大海人皇子)
当時、求愛のしるしであった袖を振る合図を、野守(野の番人)に見られないかと心配する額田王に、大海人皇子は、あなたを憎らしく思うことができたなら、⼈妻のあなたに恋をすることもないのにと、激しい恋情を詠んだ歌を返します。そんな和歌にも詠まれる「紫草(ムラサキ)」は、その美しさから「美しい」や、「高貴なもの」の枕詞として和歌で使われてきたのです。
紫草のように、女性の美しさの枕詞になってほしい。
そんな願いを込め、希少な国産紫根を使用した化粧品シリーズ「MURASAKI no organic」が誕生いたしました。
引用:MURASAKI no ORGANIC
http://www.murasakino.organic/index.html