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酵母エキス

「FT15」は肌の天然保湿因子NMFの主成分であるアミノ酸をつくりだす能力が高く、必須アミノ酸などの栄養素を豊富に含む。

◆角層の中で構成される保湿因子は3つ。

①NMF (天然保湿因子):肌の水分を抱え込み、角質細胞内のうるおいを保つ。約40%がアミノ酸で構成。

・水と結合しやすく、水分を保持するだけでなく、周囲にも水を集める。
・NMFが角層の中に十分にあると、肌のpHは弱酸性を保つ。
・肌のpHは弱酸性を保たれると、皮膚常在菌のバランスが整いバリア機能が守られる。
・NMFは大量の汗や洗い過ぎなどによって流れでる。
・NMFが少なくなると、保湿力が急激に低下し、乾燥して硬くなる。

②細胞間脂質:角質細胞同士の隙間を埋めている脂質。水分を挟み込み、何層にも重なって水分の蒸発を防ぐ。主な成分はセラミド50%、コレステロール30%、遊離脂肪酸10~20%。

・強い洗浄により24時間は回復しない
・細胞間脂質でラメラ構造(脂質と水がサンドイッチ)
・アトピー肌等はアシルセラミドが少なくバリア機能が低い

※常のセラミドがスフィンゴイド塩基と脂肪酸の2つの疎水鎖から構成
※アシルセラミドは脂肪酸部分にリノール酸を加えた(エステル結合した)3つの疎水鎖構造

③皮脂膜:皮脂腺から出る皮脂(油分)+汗腺からでる汗(水分)が混ざり合い天然の保湿クリームとして、肌の表面を覆いながら水分の蒸発を防ぐ。

・細菌やアルカリからお肌をガードする皮脂膜は天然の保護クリーム
・皮表脂質に含まれるコレステロール、リン脂質などの天然の乳化剤によって乳化されクリーム状に混ざる
・健康なお肌の皮脂膜は、pH4.5~6.0の弱酸性
・弱酸性が保てるのは皮脂に含まれる脂肪酸(トリグリセリド、遊離脂肪酸、ジグリセリドなど)+汗の中の乳酸やアミノ酸から。
・アルカリ中和能:健康ならこれらの酸性物質がすぐにアルカリ分の中和を始めるので、洗顔後15分~2時間位でお肌のpHは弱酸性に戻る

◆皮脂

・皮脂が少なすぎる:肌がアルカリ性になり、細菌やカビに弱くなり、吹き出ものの原因に。

・皮脂が多すぎる:肌が酸性に傾きすぎになり、肌がベタつく為ホコリや雑菌がつきやすくなる。それらの刺激が脂漏性湿疹やニキビなどをできやすする。

※ニキビの原因を作るアクネ桿菌と表皮ブドウ球菌は、皮脂やメイク汚れに含まれるトリグリセリドやジグリセリドが大好き

※汚れが残っていると脂肪分解酵素リパーゼを出してニキビの原因になる遊離脂肪酸を作る

※皮脂の中のスクワレンが紫外線で酸化されて過酸化物(スクワレンハイドロパーオキサイド)ができ、それが細胞膜を傷つけ、肌を硬くし、老化を進める。

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