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  • BLOG2019.11.18

    Myseif №5の続き

    organic salon ARIRIA

    食物アレルギーからのアレルギーマーチ。

    結論で言えば、息子にはアレルギーマ―チが起こりました。

    (赤ちゃん)ベジタリアンの母乳

    (8カ月)除去食の離乳食

    (1歳~)除去食の普通食

    そう切り替えてきました。

    除去食の普通食といっても、耳かきちょっとの量から始めます。

    やろうと思った理由は、後に起こり得るだろう

    「保育園や学校で一人だけお弁当」という孤独や、食べた事の無い物を食べる事への不安解消の為です。

    最初は卵まるごと1つではなく、魚卵からはじめて、1g、そして観察。

    2gにして観察。3gにして観察。その繰り返しです。

    魚卵が大丈夫だとわかったら、鶏卵。

    卵黄から1g、そして観察。

    全卵黄が大丈夫なら、卵白1g、そして観察。

    気の遠くなる記録や作業です。

    どれほど息子を観察した事でしょう。

    3人の子供がいる中で、長男を見ている時間がとても多かったです。

     

    【次々と起きるアレルギーマーチ】

    ゴムアレルギー

    <保育園から>

    風船をふくらました息子の唇が、たらこの様に腫れあがりました。

    風船のゴム、そして風船のゴムに付着しているホコリが原因です。

    後に、調理実習で行うゴム手袋でもアレルギーが出ました。

     

    花粉症

    <小学生から>

    花粉症の季節が一番酷いですが、1年中起こります。

    杉、ひのき、ブタクサ、イネ等の植物、ほぼ全般に反応します。

    血液検査での数値も高く、予防の服薬をしなければ、顔が腫れあがり、熱が出ます。

    花粉が皮膚につくと、アレルギー反応でかゆみ、湿疹が出ます。

    免疫力が落ちている時は気管支に入り喘息の様な発作が起こります。

     

    喘息

    <小学生から>

    花粉が原因なのか、小児喘息なのかが小学生の時は定かでは無かったのですが、

    正月の初詣の時に、酸欠(数値92まで落ちました)で倒れます。

    立てなくなり、救急病院にて「高山病の様な状態」になっていた事が判明。

    ずっと酸素濃度が足りていないのにも関わらず、本人が息をしにくい事に気が付かないまま数年過ぎていました。

    しばらく入院をしました。

    退院後は肺活量を上げる為のトレーニング、呼吸器系の検査が何年も続きました。

    当時170センチ以上あった彼の身体に、小学生位の肺活量しか有りませんでした。

     

    口腔アレルギー

    <中学生から>

    突如息子の顔が腫れて熱が…。

    口の中もかゆい、喉もかゆい、息も苦しい。

    食物アレルギーだし、除去も気を付けてはいたつもり…。

    なぜ?どうして?私の頭はいっぱいいっぱいになりました。

    結果は口腔アレルギー。

    口腔アレルギーで喉の内部が腫れ、呼吸が苦しくなるという症状です。

    キウイやもも、マンゴー、非加熱のトマト、キュウリで反応します。

    血液検査でも出てきません。体調によって、生の魚でも出ます。

     

    寒冷蕁麻疹

    <中学生から>

    温度差で蕁麻疹が全身にでます。追い炊きしたお風呂でも反応します。

    寒い所から暖かい所にはいると蕁麻疹。

    その逆もあります。一回蕁麻疹がでると、身体を冷やします。

    寒くても、冷やします。

    体温が高い状態でお布団に入り、体温上昇をすると蕁麻疹で眠れなくなります。

     

    汗のアレルギー(金属アレルギー)と多汗症

    <中学生から>

    汗をかくと、汗の成分によってアレルギーになり、汗かぶれ、湿疹、かゆみが起きるのですが、彼は多汗症というものを持ち合わせていて、自分から出る大量の汗で被れます。

    手術をしてもリスクがとても大きく、手術はしませんでした。

     

    免疫システム・自律神経がうまくいっていない事

    息子は部分てんかんでした(小学生の時に合う薬がみつかり、中学生で完治)

    保育園のお昼寝の時(ねむりに落ちる時の脳の信号で、てんかんになる子でした)

    口から泡を吹きました。

    意識もありませんでした。

    何度も救急車に乗りました。

    何度も職場から救命救急センターに車を飛ばしました。

    何度も自分の子供が死んでしまうかもしれない。という恐怖に足がすくみました。

    何度も、何度も、自分を責めました。

    しかし、何度も、何度も、何度も、生きていてくれて救われました。

    沢山のアレルギー症状で苦しませ、てんかんで苦しませ、大量の薬を飲まないとならない長年の日々に

    「なんで兄弟で俺だけなの?俺だけ苦しいの?」とよく言われました。

    ごめんねという言葉を何度も言いました。

    子供が寝りにはいって、寝息をたてるまで、不安で眠れない毎日を過ごしました。

    眠れない毎日を、彼が普通に生活できるように、たくさん、勉強をしました。

    アレルギーでお友達と同じお菓子が食べられない事、お誕生日ケーキが食べられない事。

    「ぼくも食べたい」「ぼくも、あそびたい」

    叶えてあげたい心と、ごめんなさいという心。

    きっと、私のように、子供の事で胸を痛めているお母さんが沢山いる事だと思います。

    アレルギーマーチが起きやすいので、自然療法等は一喜一憂かもしれません。

    しかし、知っていると知らないでは、大きく変わってきます。

     

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  • BLOG2019.11.18

    Myself №4の続き

    organic salon ARIRIA

    手作りコスメもパソコンも得意になってくる。

    毎日夜な夜な、何かしらを作っていた私は、ブログをはじめます。

    今のように、書けば反映されて、段落もキチンと改行されるようなものではなく、HTMLを使ってホームページの様に枠組みをし、文章はタグをつけなければキレイに見えないものです。

    判らない事は、調べる、調べてもわからない時は、2ちゃんねるや、msnチャットで聞きまくる。

    私のパソコンスキルは、HTMLの本1冊と、msnチャットで得ました。

    試行錯誤の手作りコスメのレシピをブログに投稿し続ける毎日。

    自分の肌で実験して、良かったものを息子に試していくという事の繰り返しでした。

    当時仲良くして頂いた、ネットでの手作りコスメ仲間の方は、美容ジャーナリストになっていて、最近驚きました。

    あのまま続けていけばよかったかな?笑

     

    アロマを知りたい。

    手作りコスメはハーブについてが多く、ハーブから水溶性成分を抽出したり、インフューズドオイル(浸出油)だったり。

    でも、精油ってどんなもの?

    そんな私は、一大決心します。

    アロマの資格の勉強をしよう。

    勉強するなら、メディカルアロマにしよう。

    そこで40種類の精油と6種類のフラワーウォーター、いくつもの植物性オイルと出会いました。

    耳馴染みのない、アロマ精油や、オイルに胸が躍りました。

    アロマの勉強は、胸が躍った反面、成分分析表や、精油の作用を覚えるのに苦労しました。

     

    英国式リフレクソロジーを学ぶ。

    アロマの資格を取得後、私の中では、手作りコスメで精油を使うよりも、もっと楽しみな事が出来ました。

    英国式リフレクソロジーです。

    アロマの先生がリフレクソロジーも教室を開いていたので、そちらも申し込みました。

    今考えると結構なお値段だったのですが、教室を見つけるのにも一苦労な時代。

    そのまま申し込んだのですが、そこで教えて頂けたのは、15分しか出来ないリフレクソロジー。笑

    もしかして、ちょっと子育てしながらでも、お仕事になるかも!と思っていた私は、その15分という短さにがっかり感がぬぐえませんでした。まだまだ、私も青かったんですね。

     

    エステの世界にぴょんと飛ぶ。

    リフレクソロジーの資格でがっかりした私は、また懲りずに、次の目標を決めます。

    エステティシャンになれば、色々と成分なども教えてもらえるかもしれない!!もっと知りたい!

    でも、そんなに甘くはありません。

    エステティシャンの立ち振る舞いや、サロンワーク、技術などへの不満はなかったのですが、どうしても慣れなかった事が一つだけあります。

    「成分について聞いても、誰も知らない」という事。

    クレイパックに使っているクレイは、どのクレイで、どこ産のものを使っていて、どのくらいの強さなのか?という質問をしても、知らないという事。

    カオリンベースなのか、ファンゴベースなのか、その位は皆が知っているものだとばかり思っていた私は、実は、私がマニアックになっていた事に、そこで気が付いたのです。

     

    知らない事をお客様に説明が出来ない。

    そして、もっと重要な事は「自分が使えない、荒れてしまったコスメで、お客様をエステする罪悪感」でした。

    罪悪感が出たまま、販売するのも気が引けて出来ませんでした。

     

    タイ式足つぼと出会った。

    少して、私は何個も掛け持ちしていたバイト先の親族の方に、タイ人のセラピストさんがいる事を知ります。

    是非お願いしたいと、タイ古式マッサージを受けたり、足つぼを受けたり。

    そして自分も英国式リフレクソロジーは学んだのだけども、15分の施術ではどうしようもないという理由を話し、いよいよ教わる事になりました。

    タイ式は、棒を使うスタイルと、手のスタイルを教わりました。

    英国式リフレクソロジーで、足裏ってきもちい~!というイメージしかなかった私に、棒はグイグイ食い込み、涙目。

    でも辞められないすっきり感。

    痛いもちいい。

    涙目になったものの、癖になっていました。

     

     

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  • BLOG2019.11.18

    Myself №3の続き

    organic salon ARIRIA

    極論からの脱出。

    オーガニック以外は毒という極論に陥った私は、1年ほどその状態になります。

    友達に誘われても、ランチにも行けない。手土産を貰っても食べられない。

    息子のアレルギーを知っている友人達は、ちゃんと「アレルギーを除いた物」を時間をかけてみて、選んで、それで持ってきてくれているのに、食べられない。

    極論では駄目なんだ。私は一人で生きているわけではなく、こういった友達の支えで生きているんだ。

    と気が付くまでに1年かかりました。

     

    陰性と陽性の罠。

    長男も大きくなり、以前よりも体調も良くなってきた頃、私は次男を出産しました。

    次男もアレルギーの疑いがあると感じた私は、早々に血液検査、乳製品と卵にアレルギーの可能性があるという事を知りました。

    長男より、次男のほうが小さく軽く産まれたので、長男の時よりも「二度と検診で虐待と見られたくない」という想いがあり、調べる事に執着をしていきます。

    そこで出会ったのは、マクロビオティックでした。

    今だからこそ、それがマクロビなのはわかるのですが、当時はマクロビなんて言葉ではなく、身土不二、滋養食、養生食、自然食でした。

    陰陽五行や、漢方、食物の陰性や陽性などが羅列してあるサイトは、とても魅力的で、私は罠にはまります。

    陰性=ダメ

    陽性=良い

    という、またしても極論になってしまったのです。

    陰性の、身体を冷やす食べ物は避ける、陽性の身体を温める食べ物だけ多く取る。

    間違ったマクロビの方法ですよね。見事に陽性だらけの私の食事は、玄米食、ごぼう、かぼちゃ、栗、ゴマ、塩、等になり、カチカチタイプになります。

    当時の私は、しなやかさに欠けていたと思います。

    しかしながら、着実と私の知識は筋トレの様に増えていくのでした。

     

    手作りコスメと出会う。

    石けん生活を続けているうちに、「ゆず化粧水のつくり方」というのを発見した私は、さっそく作ってみる事にしたのですが、エタノールに漬けて抽出する方法で考え込みます。

    エタノールで抽出する方法を「溶剤抽出」と呼びますが、一般の薬局で売っているエタノールが石油由来なこともあって、う~んと考え込んでしまったのです。

    結局石油由来が入ってしまうのね。

    何か別のもので出来ないだろうか?そう思った私は、「日本酒!」と思いつきます。

    出来上がったゆずのチンキに、精製水を加えたのが、私の手作りコスメの第1号でした。

    第1号のゆず化粧水は、安く、万年オーガニック貧乏だった私には、コレだ!!と思った訳ですが、そこで私は「かぶれ」を体験します。

    元々お酒に弱く、さほど飲めない私には、合わなかったのです。

    真っ赤になって腫れてしまったので、それを鎮めるのは何か?を調べ始まったのです。

    調べているうちに、自然化粧品というものがある事や、手作りコスメの材料が売っているネットショップ、そしてクレイの存在や、化粧品顔料のマイカなどを知ります。2003年頃の事でした。

     

    夜な夜な。

    無謀にも、ネットだけで調べた知識で、色々なものを作り始めます。

    夜な夜な、子供をねかしつけてからの作業の繰り返しです。

    精製水、フラワーウォーター、色々なチンキ(エキス)、ハーブ、キサンタンガムや植物性の乳化剤などを、あーでもない、こーでもないと毎晩やっていたのです。

    メイクアイテムも赤ちゃんに触れるので考えました。

    当時の一般的な手作りコスメだと、タルクをメインとするお粉が多かったのですが、タルクは発がん性がある事を知り、私は最初に作るお粉のベースに、絹雲母を選びました。

    セリサイトですね。

    シルクパウダーがある事は知っていましたが、とても手が出るお値段では無かった為、セリサイトになったのです。

    セリサイトに、酸化鉄(赤と黄を混ぜる)、そしてジップロックでムラが出ない様に混ぜる。

    何度も失敗したり、色が赤くなりすぎてしまったり。

    自分の色味になるまで夜な夜な繰り返しました。

     

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  • BLOG2019.11.18

    Myself №2の続き

    organic salon ARIRIA

    布おむつへの挑戦その1。

    毎日パソコンで調べる事が日課となった私は、とある自然育児のホームページで、布おむつと出会います。

    育児だって死に物狂いな20歳の私にとって、手間が更にかかる「布おむつ」はハードルが低かったわけではありません。

    最初は、一般的なカバーと中敷きのタイプを使用しました。手ぬぐいをぬって作ったりもしました。

    そして、すぐ挫折しました。

    付け置き、洗う、干す。

    若い夫婦にはお金もなく、古いガス風呂が部屋にくる、狭い団地の1Fの部屋なので、湿気、カビ大量発生。

    「ああ、ハウスダストもダメなのに」と、私の1度目の布おむつ挑戦は、短い期間に幕を閉じます。

    布おむつへの挑戦その2。

    布おむつにして、少しでも皮膚のアレルギーをどうにかしてあげたい。

    眠らせてあげたい!!でも、布おむつダメだった…。

    でも、もっと良い物があるかもしれないと望みを捨てきれない私は更に調べます。

    調べるうちに、海外の布おむつ事情を知る事になりました。

    そこで出会ったのは、カバーも布地も一体型のPocket Diaper。

    初の個人輸入にドキドキしながら、届くのを待ちわびました。

    当時の画像などは紛失してしまったのでありませんが、とってもカラフルで、おむつを洗うのも気持ちが明るくなりました。

    おむつを洗う時のセスキソーダや、重層、クエン酸など、この時に知りました。

    たまに煮洗いをしたりも。石鹸洗濯なども、この時に十分に知識をえました。

    Pocket Diaperになってから、私の布おむつライフは、かなり楽になったのは間違いありません。

    紙おむつでは、おまたの所がただれてしまい、それを鎮めるために皮膚科で出されるのは、ステロイド。

    おまたの所の経皮吸収はとても高い事を調べて知っていたので、

    どうしても「布おむつ」にしたかった私には、海外のこういった製品は、神器でした。

     

    改善していく息子。

    私のベジタリアン生活と、石けん・布おむつライフの努力もあって、息子の状態は改善していきます。

    改善はするけれども、お誕生日ケーキも食べられない子供を見る歯がゆさ。

    それなのに、検診では幾度も疑われる虐待。ほんと、検診恐怖症でした。

    こんなに頑張っているのに、なぜ?他のお母さんは、医師診察のあとに、個別相談に行かされていないのに、私と息子は毎回、毎回個別相談にまわされて、虐待とみられるのはなぜ?息子の体重増加が悪いから?

    そこで、私は自分の固定概念を見直すことになります。ダメなものを省くだけではだめなんだ。必要な栄養素が足りないんだ。

    ベジタリアンになっただけでは駄目なんだ。

    パソコンで調べると、「ベジタリアンになると、タンパク質が落ちます。

    肉を食べないので、ガクンと落ちます。」その一言に、ああなるほど、やっぱりそうなんだ。と確信に変わっていきました。

     

    なぜか私の肌がキレイになってきた。

    息子には、タンパク質の問題はあるけれども、なぜか私の肌がキレイになってきたのです。

    ベジタリアンになってから、お肌がキレイになったのです。

    石けん生活になってから、私のお肌がキレイになってきたのです。

    もともと、そんなにも強いお肌ではなく、花粉症もアレルギーも、喘息もあった私は、息子より早く、自然の効果を実感していました。

    自分が一番に実感したからかもしれませんが、「これは、続けていて間違いない!!」とどんどん妄信していく事にもなったのです。

     

    妄信と、毒という固定概念。

    これでいいんだ!と思い込んだ私は、どんどんと、深みにはまっていきます。

    そこで表面化してくるのは

    「外食は毒」という気持ち。

    「毒は食べない」という気持ち。

    「毒は塗らない」という気持ち。

    そうなんです、全てオーガニック以外は「毒」と見えてしまう心理になりました。

    どんどんと視野は極論になっていくのです。

    極論になった私は、「許す」という心と「あいまい」という心が減っていました。

     

     

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  • BLOG2019.11.18

    Myself №1の続き

    organic salon ARIRIA

    若い母親が、虐待を疑われることの悔しさ。

    赤ちゃんだった息子を抱き、あまりにも母乳を吐くので、血液検査を受ける事となります。

    母乳を飲んでも吐くの繰り返しだったので、息子の体重は標準よりはるかに軽く、20歳という若い母という事もあり、虐待という疑いの目で何度も見られました。

    母乳を飲ませているのか?飲ませているけれども、吐いてしまう事が多いと3カ月検診で話をしても「お母さん、次はあちらでゆっくりと話しましょうか?」と虐待の疑いをかけられた検診。

    なぜ、自分が生きる為には必要で、大切な息子を虐待しなければならないの?私が若いから?悔しくて泣きました。

     

    食物アレルギー

    疑いの目は怖いけれども、このままで、この子はちゃんと育つのだろうか?

    その不安の方が大きかった私は、息子を病院で血液検査を受けさせる事を選びます。

    検査の結果は「食物アレルギー」で、卵、肉、乳成分、ハウスダスト、ダニ、花粉等に疑いがある事でした。

    「お母さんが、これらの成分が入った物はとらないように」との事で、私の長いベジタリアン生活が始まります。

    普通のごはんだって、上手に作れなかった私が出来る事は、サラダを食べる事でした。

    取らないようにといっても、わからなかったのです。

    単純に、たまごを食べない、肉は食べない、牛乳やチーズは食べない。

    それだけでした。

     

    当時、アレルギー用というものは、田舎のスーパーでは売っていませんでした。

    例えば、アレルギー物質が入った食べ物を作る時に使用した機械で、別な物を作るとしても、反応が出てしまう時があります。

     

    私がベジタリアンになった訳。

    なぜ、除去しても出てきてしまうのだろう?という疑問を、パソコンにぶつけるしか有りませんでした。

    そして、表示成分を良く見る事。

    何を買うにも、裏を見る。

    表示を見る。

    何を使っているか見る。

    身体に入るものは、全部みる。

    みて、みて、みて、みて、疲れた。

    スーパーでアレルギー用の物が無い。

    表示を見るから買い物で2時間もかかる。

    でも息子の為。

    その為なら頑張る。

     

    そして、調べる。

    牛乳の代替えはないのか?豆乳ってあるんだ。

    お肉の代替えはないのか?大豆たんぱくがあるのか。

    そうやって、ベジタリアンに私はなっていきました。

     

    オーガニックは美味しい。

    ベジタリアンになった私は、美味しい野菜がわかるようになってきました。

    あれ、この人参すごくおいしい。どうして?そして調べる。

    オーガニックって?自然農法って?自然栽培って?なに?何それ?そして調べる。

    作られる土壌や、F1の種を使わない野菜の種や、除草剤を使わない野菜。

    へえ。なるほど。同じ種から作るにしても、こんなにも違いが出る物なのね。

    オーガニックってスゴイなぁ。

    ケーキもアイスも食べられなくなった私は、オーガニックや自然栽培の野菜のおいしさに心奪われました。

    天然の甘さ、天然のうまみ。

     

    心奪われた私は、オーガニック野菜の宅配サービスを頼む事にしました。

    そこで、自然放牧・低温殺菌での牛乳や、放し飼いの鶏が産む卵など、今は食べられないけれども、知る事となります。

    運動をし、葉をたべ、虫をたべ、そういった健康な動物や鳥は、健康なものを産みだす事。

    自然の素晴らしさと同時に、皮膚が不健康な子供で産んでしまい、自分をちょっと責めました。

    かゆくて寝れない息子に、何度ごめんね、ごめんね、といえど、ゼロの状態にはしてあげられないからです。

     

     

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